バツイチ34歳女性の婚活日記

28で恋愛結婚。イケメンリッチな彼と幸せな結婚生活を送る…はずだったけど、32歳で離婚!一度は独身を貫きバリバリのキャリアウーマンとして生きて行こうと決心するもやっぱりこのままじゃダメだと思って33歳で婚活開始!世にも不思議な男性陣との出会い、くっつき、別れを経験し、34歳で理想の男性と再婚することに成功。同時に妊娠して2017年10月に男児を出産。現在は理解ある旦那様と可愛い息子と幸せな家庭を築いてます。32-34歳までの2年間の再婚活体験、離婚の経験、今後の女性の生き方など、様々な想いを綴っております

40代ハイスペック男性7

食事開始40分くらいで、だんだんこの男、怪しいと思い始めた私。

でも、以前、スイカの券売機で助けてもらった恩もあるし…無下にできない。

でもどうやってこの場を離れようか…

と考えていた。

 

 

 

私、実はバツイチなんですよ。

2年前に離婚してて…

だから恋愛とかはちょっと…臆病というか…

 

 

なんの脈絡もなく、ボソボソと話し始めた私。

 

 

驚く様子の彼。

 

 

 

そうなんだ、でも色々あるよね、その年だと。

(しばらく沈黙)

まぁ、俺は結婚したことないからわかんないけど、一度失敗すると次が怖くなるよね。

 

 

 

 

…はい。

だから…

その、今回は気があってお食事というより前回のお礼がしたくて。

(ゴニョゴニョ…すごい言いにくい言葉。)

 

 

あ、ごめんね、逆に気を使わせちゃって。

俺はちょっと運命感じててさ。

なかなかこんな出会いないよね。

 

 

 

 

…(心の声)

私も最初はそう思ったけど、

あんたがあまりにも変な男だから落胆してンだけど…

 

 

 

もう出ましょうか。

今日はこちら私にご馳走させてください。

前回のお礼ですし。

 

 

 

あ、いやいや、ここは俺が出すよ。

誘ったの俺だし。

変に気を使わせてごめんね。

 

 

 

いえいえ…

 

と言いながら席を立とうとしたら

 

 

 

 

ガッ

 

 

と腕を掴まれ

 

 

 

でもさ、これも何がの縁だし、まじめに考えてみない?俺とのこと。

 

 

 

 

顔はニコニコ笑ってるけど、目が笑ってない。

 

 

 

マジでやばい奴だ、こいつ。

 

 

 

あ、そーーーーー…ですね。

ちょっと腕放してもらっていいですか。

 

 

 

 

まだ20:00だし、もう少し話そうよ。

 

 

 

は、はーい。。。

 

 

 

また席に座る私。

このまま強制的にこの会を終了したらなんかヤバイ気がして、なんとか穏便に終われるようにそのまま彼の話を聞き続けた。

 

 

 

 

 

彼曰く、北千住のタワーマンションに一人暮らしで、夏は隅田川の花火大会が部屋から見えるらしい。その花火を、彼が作った訳の分からんイタリアンとワインと共に、一緒に観よう…

などという話を長々としていた。

 

 

 

 

私はどんどん吐き気を催していた。