40代ハイスペック男性2
ある仕事帰り、東京駅の改札前で、自分の定期券が切れていることに気づき
券売機で更新手続きをしていた時のこと。
夕方18:30過ぎくらいだったかな?
東京駅が通勤帰りのサラリーマンや観光客で混雑している中、普通に券売機で更新処理をしていると、突然、券売機がピーッと音を立てて『販売中止』の文字が。
何が起きたか分からずワタワタする私。
別に券売機に不都合があってもいいけど、後ろには長蛇の列!
ちょっとなんなの〜?急いでるのに〜
って後ろからなんとなく白い目を感じていて、
えーっ私のせいじゃないのに、まるで私が壊したかのような犯人扱い…
慌てふためいていると、どこからともなく長身の男性が現れ
大丈夫ですか?
ちょっとここの券売機、調子悪いんで、別のとこに並んでください
そういって私の後ろに並んでいた人たちをなだめ、私には
駅員さん、呼んできますね、ここで待っててください。
そう言って少し離れた駅員室に行き、券売機に吸い取られた私のSuicaなど、処理をしてくれたんです。
…あまりの手際のいい対応に、私、ボーゼン…
ありがとうございます、なんか助けていただき…
そう言ってよく見ると、相手の男性、爽やかイケメンサラリーマンだったんです。