出産レポート④我が子との対面

出産レポ最後です。

10月19日（木）
23:00〜

腹部の痛みがなくなってきて

だんだん麻酔状態にもなれてきて

陣痛が起きているのかどうかもあまり感じなくなってきていました。

付けられているNSTから

子どもの心拍と、陣痛の波がわかるようになっていて

すでに2分間隔で陣痛はきているようでした。

内診すると、やっと子宮口が全開の10cmへ
ただ、まだ子どもが降りてきていないとのこと。
まだまだ様子を見ることに。

23:30〜
さっきまであまり感じなかった陣痛を感じるように。

麻酔されてるので、痛いというより、鈍痛。
子どもが急速に降りてきているような感覚がありました。とりあえずナースコールで助産師さんを呼ぶ。

24:00〜
子宮口も全開だし、産んでもいい状態。
ただ、ここまで時間かかったし、これからすぐ生まれるのか不明。
あと、深夜なのでスタッフが少ない。

何かあった時のことを考えると深夜のお産はあまりすすめない。

『…どうする？…いま、産む？』
と助産師さんから質問。

『え、どうでしょう。すぐ生まれますかね？スタッフは何時頃きます？』

『まぁ、通常だと8時半…だけど待てる？』

その時、24:30。

うーん(･_･;

『なんかその前までには生まれそうな気がします』

この時、めっちゃ麻酔されててあまり下半身に感覚がなかったけど、

子宮の中で確実に何かが下に下に圧力をかけて下がってきているのがわかったんですよね。

助産師さんから

『よし、じゃあ分娩室へ行こう、車椅子に乗って、わたしにつかまって』

そうして分娩室にようやく入ることになりました。

10月20日（金）
01:00〜

分娩室に上がり、旦那に連絡。
立ち合い出産希望だったのできてもらうことに。
車で10分程度だったのでそれまでは待とうと思いました。

01:20〜
助産師さんにいきむ練習をしてみようと言われ、タイミングなど確認してました。

『大きく息を吸ってーーーー…吐いてーー
次に吸ってーーーー息止めていきむ！』

まるで💩してるときみたいないきみでした。
本当に。

01:30〜
当直の先生や夜勤の助産師さんをかき集めて出産の準備。

当直の先生から内診してもらって、
『うん、もうそばに来ているからいけるでしょう』とのこと。

しかし、ここから少し待たされました。

後から聞いた話だけれど、私があまりにもお産が遅いもんだから、もしかして帝王切開の可能性もあると思われてたみたいです。

帝王切開となると、医師がもう一人必要となるので誰か呼ばないといけない。

どうやら院長先生に確認の電話をしてベストな策を考えていたようでした。

01:40〜
旦那到着。母親も一緒に連れて来てました。
旦那が立ち合いに入り、私の頭上に立ち、私の頭を抑えるように指示されていました。

どうやら、経膣分娩でいくことに。

『よーーーーし、吸ってーーー
吐いてーーーー
吸ってーーーーーーーー

はい、息止めていきむ！！』

手元のハンドルをグーっと押し出すように握ってました。

2分おきにくる陣痛に合わせてこの作業を3回ほどしてから、自力では難しいとなり吸引分娩となりました。

しかも！

上から助産師さんが馬乗りになってお腹を押すんです。

『びっくりするくらい、押すから負けないでね。お腹にグッと力入れていいから！』

するとありえないくらいの力で上から助産師さんの手で押されました。

まるで、トレーラーでお腹だけ潰されてるような感覚。

下は吸引され、お腹はぺちゃんこになるんじゃないかってくらい押されて、本人は必死にいきむ‼️

もう血管が飛び出そう〜〜〜〜ってなくらい。

『吸引は③回までに留めたいから』

そう助産師さんに言われて

あ、意外と早く産まれるのかな？
と期待した時、

『次の回で、産まれますよー』

そう言われて

やっと終わる…

私のお産が…

長かったお産が…

そうして迎えた最後のいきみで、

お腹の中の骨盤の間を何かがズルっと通り抜けた感覚がありました。

その瞬間

『…ほぎゃあ…』

『ほぎゃあーーーーー！』

う、産まれたーーーーー！

10月20日（金）02:26
3300gの男の子の誕生！