バツイチ34歳女性の婚活日記

28で恋愛結婚。イケメンリッチな彼と幸せな結婚生活を送る…はずだったけど、32歳で離婚!一度は独身を貫きバリバリのキャリアウーマンとして生きて行こうと決心するもやっぱりこのままじゃダメだと思って33歳で婚活開始!世にも不思議な男性陣との出会い、くっつき、別れを経験し、34歳で理想の男性と再婚することに成功。同時に妊娠して2017年10月に男児を出産。現在は理解ある旦那様と可愛い息子と幸せな家庭を築いてます。32-34歳までの2年間の再婚活体験、離婚の経験、今後の女性の生き方など、様々な想いを綴っております

出産レポート②自然から無痛分娩ヘ

前回からの続きです。

 

あまりにもお産が長引き

 

陣痛開始してから1日経っても子宮口が開かず。

 

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理由としては微弱陣痛といって通常よりも弱い陣痛だったようで、お産が人よりも進みにくい傾向にあると言われてしまいました(._.)

 

それにしても、陣痛の痛みは60秒といってもこれがいつまでも続くのはキツイ
体力が…もたない…

 

 

 

 

陣痛開始から7時間くらいで出産しましたー‼️


なんて話を周りからもブログからも見ていたので、それくらい我慢できるわ✋


って思ってたけど

 

24時間以上も陣痛に悩まされるなんて…!

 

この時はまだ分かっていませんでした

出産の辛さを(・_・;

 

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10月19日(木)

08:30〜
一晩中の陣痛に耐えてやっと朝を迎え、この時すでに相当な体力を消耗していた私。診察室に呼ばれやっと院長先生の内診を受けることに。
かなりの陣痛に耐えたし、もう子宮口が8cmくらい空いててすぐお産に入れるんじゃ…?と期待。

しかし、診断は
『まだ4.5cmだね、うーん、まだかかるでしょう。自然分娩だし、地道に待つしかないね』


え…


まだそんなもん?ゲッソリ

 


また私陣痛に耐えながら子宮口が開くのを待つの…


耐えられない…


もう早くお産して終らせたい‼️


もう帝王切開でパパッと切って欲しい

 

これが本音でした。

 

私は先生に

 

『陣痛促進剤を打って早めてもらえませんか?これから計画分娩に変更したいです。』

 


私はもう早く産んでしまいたい。
その一心でその場で計画分娩をする事を決めました。

 

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【補足説明】
初産の方に参考まで。
陣痛というのは出産前の子宮口の収縮によっておきる痛みで、これが全開にならないと産めません。全開が10cm。4cmくらいまではまだ立てたりするけど、5cm以降から痛みが強くなってきて陣痛の間の1分間は話せなくなる。そのような波が5,6分おきにやってきます。8cmくらいになると痛みはピークです。
数時間はこの波に耐えられますが、私のように開きが遅いとダラダラと陣痛が続き、24時間以上、この痛みの波に耐えないといけなくなります。
まさに生き地獄。

 

計画分娩について
あらかじめ産む日を決めておきたい人のために作られた分娩で、当日に陣痛促進剤を打ってお産を早めます。自然に陣痛が来て出産が理想とは思いますが、すぐに病院に行けない人や立ち合い出産希望であらかじめ日程を決めておきたい人、いつ来るかわからない陣痛に怯えたくない人、私のようになかなかお産が進まない人、などには適した分娩方法です。

 

09:00〜

陣痛促進剤開始。点滴されながらNSTを付けられ様子を見る。これを打つとすぐ産めるんだなぁと期待しながら、波打つ陣痛に耐える。
旦那も心配そうに横に座って手を握ってくれてる。どんどん陣痛の痛みが強くなって来る。

促進剤を打ってからの陣痛の痛みはハンパなく、陣痛の間はベッドでのたうち回るほど。
『うぅ〜〜っ』と声も出始め、痛くて痛くてベッドをバンバン叩く。
その間、旦那が腰をさする…この繰り返し。


11:00〜

意識がもうろうとしてくる。いつまで続くかわからない陣痛の波。陣痛から陣痛までの間は呼吸困難に。もう頭では
『出産やめたい…』って思い始める。

お腹の子にも、『お願いだから出て来て、もうママ、出産するパワーが残ってないよ』
何度も話しかける。


12:00〜

内診で子宮口のチェック。
この時点で5cm.
助産師さんもなぜ促進剤を打っているのにこんなに子宮口の開きが遅いのか、不思議がられる。

『いつ出産になりそうですか?』

『まだまだだと思います。かなり進行が遅くて…さらに子宮口の開きによって陣痛はここからもっと辛くなります。』

 

もう無理だと思って

『帝王切開にできないんですか?』


『それは医師が判断することなので…』

 

『ここから無痛分娩に切り替えられますか?』


『それはできます。無痛分別にすれば陣痛はほぼなくなります。どうしますか?料金もかかるのでご主人様とお話ししてください』

 

そういって助産師さんが退出。旦那が入ってくる。

 

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『ごめん、もう耐えられなくて…
無痛分別にしていい?』


もうこの時、すごい泣いてました。私。
嗚咽って感じ。


『大丈夫だよ、もう充分頑張ったよ、元気に産めるならいくらかかってもいいから』

 

実は私が自然分娩にこだわった理由の1つに、旦那が無痛分別を反対していたからというのもあったんです。母親も無痛分別反対派で、昔ながらのお腹を痛めて産むということを推奨していたのでなかなか決断できなかった選択肢が無痛分別だったんです。

 

『…ごめん、ほんとにごめんなさい。なんで私、こんなにお産が辛いの…?』

 

実はこのとき、私は陣痛室というところにいて、隣が分娩室だったんです。


そこでは当日無痛分別予定の妊婦さんたちが、どんどん分娩室に入って出産していくんです。

 

『おめでとうございます〜🎉』


という声と赤ちゃんの産声を何度も聞きながら陣痛室で耐えてたんです。だからこそ余計に

 

なんで私だけこんなに遅いの…?


みんな私より後に陣痛が来ている人たちなのに…

 

なんで私だけ昨日から陣痛に耐えてるの…?

 

なんで私だけこんなに辛いお産なの?

 

そんなに無痛分別って楽なの?

 

 

そんなことをグルグル考えてました。

 


無痛分別の人たちの出産は、分娩室で時折笑い声が聞こえるほど。

 


それほど、無痛分別の人たちは余裕な感じで出産していってたんです。

 

この日、出産したのは6人。
私はこの人たちのお産を横で聞きながら、ひたすら陣痛に耐えていたんです。

 

なんで自分だけこんなに遅いの…?

 


そう思うと泣けてきたんです。

 


ただただ辛い。

 


今まで周りから聞いてきた出産の経験談と全然違う。


ブログでもこんなに難産だった人の話見たことない。

 

全然想像と違うじゃん

 

 

もうお産は嫌だ。

 

そういうことばかり考えてました。

 

旦那も辛そうに見てました。

 

でもここから無痛分別にすることで少なくとも陣痛から解放される…

 

その安堵感で涙が出てきました。

 

続く