離婚の経験16〜最後に思うこと〜
2014年8月に離婚届を提出しました。
離婚届を取りにいくのは少し抵抗があったのですが、
市役所に行くと婚姻届の3倍もの数の離婚届が『ご自由にお取りください』
と言わんばかりに積み上げられていたのでなんだか安心しました。
やっぱり離婚率って増えてるんだなーなんて思いました。
2014年2月から別居を開始したので、離婚届にサインをもらうのに半年はかかりました。
なかなか同意しない旦那でしたが、最後は実母にお願いしてサインを求めました。
私からの言い分は全く聞きませんでしたが、実母の目線で浮気を証拠に離婚を求めたことで彼ももうダメだ、、、、と思ったようです。
彼は裕福な家の息子で、優良企業に勤め、こんな自分と離婚するなんて信じられないと思っていたようですが、実母から叱責されたことで目が覚めたようです。
自分に自信があるプライドの高い男性と離婚するのは大変ですね・・・・
私たちは協議離婚で別れました。
いわゆる合意のもとで離婚したということで、極めて平和に離婚できました。
『慰謝料はいらない、早く離婚してほしい』
私がそう言ったことでスムーズに離婚できたのかもしれません。
揉めて離婚となると、調停離婚になるので、双方の意見が折り合わず離婚まで2・3年かかることもあります。調停離婚は時間はかかりますが、そんなにお金はかかりません。しかし、それでも話が合致しないと裁判となり、弁護士を雇ったりとかなり費用もかかるので精神的にも大変です。
私は別居開始から離婚成立までの6か月間、旦那と毎週会ってご飯を食べていました。
普通に話をしてお互いの近況報告などをしていて、買い物も行ったりしていました。
彼が離婚に対して大激怒しないように、徐々に話を進めるようにしました。
一見、仲良く見えて復縁できるのでは?と彼は錯覚したかもしれません。
しかし私の気持ちは変わらず、です。
子どもがいない30代前半のうちに人生をやり直したいと冷静に話しました。
また、あなたにとっても私のような嫁と一緒にいるよりも、もっとあなたに
合った人と再婚した方がいいと何度も何度も話しました。
最後は親に出てきてもらって話したらすんなりと印をいただけました。
慰謝料もいらないと言いましたが、引っ越し代と合わせて彼から150万いただきました。
長くなった離婚の経緯ですが、私が離婚で学んだことをまとめると。
◆離婚するならいかに平和に別れるか・・・ということを考えて慎重に行動する。
◆自立できるだけの経済力と精神力をつけておく
◆離婚の可能性があると常に思って危機感をもっておく
全ての夫婦に言えることです。
夢のない話ですが、結婚と同時に誰もが離婚のリスクを背負います。
今はよくても将来何があるかわかりません。
一番危ないのは専業主婦の方。
私の周りでも離婚したいのに、経済力がないことが理由で家庭内別居をしている人が多いですし、何かと家庭内トラブルを抱えているところは女性が専業主婦なところが多いです。(なんでだろう・・・と不思議ですが、子どもの引きこもりや不妊症、旦那の不倫など家庭内の悩みを抱えているところは専業主婦の家庭が多いです。)
もちろん全ての専業主婦が悪いというわけではありませんよ!!
うまくいっている家庭もあります。