バツイチ34歳女性の婚活日記

28で恋愛結婚。イケメンリッチな彼と幸せな結婚生活を送る…はずだったけど、32歳で離婚!一度は独身を貫きバリバリのキャリアウーマンとして生きて行こうと決心するもやっぱりこのままじゃダメだと思って33歳で婚活開始!世にも不思議な男性陣との出会い、くっつき、別れを経験し、34歳で理想の男性と再婚することに成功。同時に妊娠して2017年10月に男児を出産。現在は理解ある旦那様と可愛い息子と幸せな家庭を築いてます。32-34歳までの2年間の再婚活体験、離婚の経験、今後の女性の生き方など、様々な想いを綴っております

別れ話をしたら金返せと言われた③

f:id:hisako0311applecomputer:20171002225446j:image

 

今になれば、あの時の彼の発言や行動は理解できる部分もある。

そして、自分に非があったことも認める。

 

しかし、別れ際にこれまでかかった費用を返せと言ってくるなんて

やはり男としての器の小ささを感じ、到底結婚しようとは思えなかった。

 

余談だが、その当時、彼の年収は800万の管理職。

私は年収300万の社会人3年目。

そういった身分から考えても6歳年下の私にそういった金の請求をしてくること事態、

非常識だと思われた。

 

 

さて、多額の費用を返済しろと言われ、さらに訴えるとまで言われ、25歳の私にとっては相当パニックだった。日々かかってくる彼からの電話と彼の母親からの電話も恐怖だった。

 

そうした中、彼の母親から『親を出せ』と言われた。

 

結婚前に両家のあいさつをしていたので、親同士、話し合いをしたいとのことだった。

話し合いといっても、ただ文句を言いたかったのだろう。

 

 

私も親に相談した方がいいと思っていたところだったので、母親に相談した。

母からは

 

『期待を持たせて、やっぱりダメです。なんて相手も怒って当然よ!あなたは

何をしているの!』

 

と実母からも怒られてしまった。

 

 

しかし父親は違う反応をした。

 

 

『確かにお前が悪い、しかし婚約といってもお前は婚約指輪などもらったのか?

しかもお金を返せといっても過去にかかった食事代など計れるものじゃない、

そんなに小さな男だったのか、あいつは』

 

といった感じで私側についてくれた。

 

 

確かに口約束でも婚約破棄は訴えるに値するらしいが、指輪ももらっておらず

新居を構えたわけでもないのにそんなに罪は重いのか?と考えるようになった。

 

 

また、彼が訴えていたのは、教習代+沖縄旅行代の50万をすぐに返済しろ!と言っていたのだが、父からすると、彼が頼んでお前に費やした費用を、なぜおまえが返済しなければいけないのか。おかしい!と。

 

 

 

そんなこんなで、父が彼と彼の母親に電話してくれた。

 

 

結論からいうと、1・2時間の電話であっさり決着がついた。

完全に父の勝ちである。

 

 

彼の母は、

 

『息子がかわいそう、本当に結婚をするつもりで一生懸命だったし、私たちも

そのつもりで〇〇さんが家に来てくれた時は最高のおもてなしをした。それを

恩をあだで返すような真似をして!一体どういう教育をしているのですか!?』

 

父は

 

『そうはいっても2人の問題です。娘も結婚するつもりでいたのは確かです。

しかし息子さんになにか懸念があって再度、考え直したのでしょう。結婚しない

方がいいと思います。また、お金に関しても、30歳の息子さんの独断で出したもの

であり、親の私たちが関与するところではありません。訴えたければ、どうぞ、訴えて

ください。そちらに勝算はないと思いますよ。また、訴えるとなれば管理職の息子さん

のキャリアにキズが付きますよ』

 

 

そういって、電話を切ったらしい。

 父、強し。

 

 

 

 

また、当の本人である彼には

 

『あなたはそういう人だから、娘にフラれたのでしょう。男なら誰しも好きな女にお金をかけていい格好をしたいでしょう。それが、最後に報われなかったといって、これまで費やしたお金を返済しろなんて、男として間違っている。そう思うなら最初からお金なんて出さなければいい。』

 

とまぁ、こういった感じで父は彼を諭すように話したようです。

 

 

想像以上の出来に私は父を見直しました!

 

すげー!父上様!!!

彼も相当、饒舌な方であるのに一回の電話で彼を説き伏せた・・・

さすが、父も営業マンです。

 

 

やはり男親から言われたことが彼には効いた様子。

確かに彼女の父親から

 

『お前はなんて小さな男なんだ、だからフラれるんだよ、お前のような奴に娘はやれん。』

 

と言われたらショックである。

 

 

父と彼の電話が終わってすぐに私のところに彼から着信があった。

 

 

 『・・・・今からそっちに行っていい?うちにある荷物、そっちに持っていくから』

 

 

 

 

今までの彼の態度が明らかに違うのである。

どういうことなのか、衰弱しきった声で、かぼそい声でそう一言電話があった。

私はハムスターを飼っていて、彼の家に置いていたので、それをこれから

持ってくるというのである。

その時すでに0:00を回っていて深夜だったが、彼が何か伝えたさそう

だったので家に来てもらうことにした。

 

 

到着して、すぐハムスターを預かり、外で少し話すことにした。

 

 

 

『・・・到底許せる気持ちにはなれないけど、自分も悪かった。もうこの話は

やめよう。今まで悪かった。親にも自分から話しておくよ。』

 

 

そういって彼は帰っていった。

 

 

結婚式場の仮押さえとして先に払った5万円は私が責任もって返すことになり、

後日、彼に直接会って返すことにした。

その時に彼から

 

『これ、おふくろから預かった手紙・・・』

 

といって、彼から2枚くらいになった手紙を渡された。

封筒はなかったので、おそらく彼と私宛に書いた手紙だったのかもしれない。

 

しかし私はこれを拒否した。

 

あれだけ嫌味の電話をされて今更和解するつもりもなかったからである。

 

 

 

 

それっきり彼とは会っていない。

 

 

 

 

ずるずる何かしら連絡がきて嫌がらせされるのではないかと思っていたが

全くそういったこともなく、完全にそれっきり縁が切れた。

 

 

 

風の噂で、私と別れて1年くらいで彼が誰かと結婚したと聞いた。

 

 

 

 

 

彼には悪いことをしたと反省をしている。

 

しかし別れてよかったと今でも思っている。

 

 

 

『別れ際にその人の本性が出る』とは本当にその通りだと思える経験だった。

 

 

 

 

にほんブログ村 恋愛ブログ 婚活アドバイス・婚活応援へ
にほんブログ村