転職活動におけるアドバイス
私は現在、転職支援サービスを行う人材会社にて、キャリアアドバイザーの仕事をしています。
キャリアコンサルタントの国家資格を持ち、これまでに1000名以上の転職活動の支援をしてきました。この経験を基にブログでも転職のノウハウや実体験を語っていこうと思います。
私のメインの仕事は、転職者と企業の間を結ぶマッチングであり、双方がWinWinの関係になるよう仲介人としてアドバイスすることです。
私は個人側のお世話を担当しているので、転職者の方と面談をしてその方に合った仕事を紹介し、内定までトータル的にサポートします。
誰もが知っている転職支援サービスですので、毎日2名~3名程度と面談を行っています。ハローワークなどでも同じような面談はあると思いますが、簡単に民間企業で行っている転職支援サービスの流れを紹介します。
例を上げると、リクナビ、DODA、マイナビ転職、@type、エン・ジャパンなど。
サービスの流れ
① 会員登録(無料)
② アンケート記入
③ 面談日決定(電話か対面)
④ 担当アドバイザーと面談
⑤ 仕事紹介
⑥ 応募開始
⑦ 面接(通常2回~3回/企業・職種による)
⑧ 内定
⑨ 入社前・後フォロー
①~⑨までかかる期間は現職中の人で約2か月~3か月です。
離職者で自由に動ける人は最短で2週間で仕事が決まります。
通常、転職活動にかかる期間としては1か月半が理想です。
2015年の転職者数は約298万人。ここ最近有効求人倍率(求職者に対する仕事の割合。倍率が1を上回れば人を探している企業が多いということになります)が上昇し、最新のデータ(2017年6月)では1.51倍で過去最高になっています。つまり日本は今、好景気であり、転職するなら今がベストなんですね。企業が人を欲しがっているんですから。昔は受からなかったような企業にラッキーでも入れる可能性があるってことです。周りでも転職者は多いのではないでしょうか?
転職は昔ほど珍しいことではなくなってきました。
極端な話をすると、選ばなければ仕事がないと言っている人は日本に存在しないということになります。誰にでも仕事が用意されているほど日本は好景気です。
好景気になり転職がしやすくなると、より良い条件を求めて転職者が増加し、条件の悪い業界や職種では退職者が相次ぎます。介護や飲食業界、物流業界などは人不足に陥ります。
しかしどんな世の中になっても、自分自身のスキルや適正は変わりません。
私は転職者と面談をするときに伝えていることは
『自分がこれなら勝てる』という職種・業界を選んだほうがいいと言います。
転職する際のポイントや転職の流れ、人材サービスを利用するメリットや転職者の実体験などを今後、ブログで綴っていこうと思います。ご興味がある方は今後もこのカテゴリを是非読んでみてください。